いりたに内科クリニック

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いりたに内科クリニック

方南町駅3b出口となり

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人が集まるクリニックを育てる

ニューヨークタイムズ いりたに内科クリニック

理念はスタッフから生まれる。

医療法人社団勝榮会が運営する、いりたに内科クリニックは一見しただけでは、地域密着の街のクリニックにしか見えないかもしれません。
しかし、他のクリニックとは違うと自信を持って言えることは、院内の理念共有と人材教育を徹底しているということです。
私たちが第一の理念とするのは「関わる人に安心と幸せを届けよう」ということ。

第二の理念は、スタッフを教育することで患者様へのサービスが行き届き、患者様はもちろん「ここで働きたい」と思う人材が集まるような「教育から人が集まるモデルクリニックになる」ということです。
院長である私が決めた理念はこの2つのみですが、実はこれらの他にも私たちが掲げている理念は多くあり、それらはスタッフが自ら考えています。
おそらく多くのクリニックは、院長の理念をスタッフ全員に100%理解してもらう事を難しく感じているはずです。
これを100%にするには「スタッフを当事者として巻き込む」ことが大切なのです。
院長の理念に基づいた行動指針を自分たちで作り、理念を達成するために毎月目標を掲げていく。
そうすることでスタッフたちの想いが詰まった理念になります。

想いを持って作った理念であれば、後輩に伝えることもスムーズになり、院内に着実に浸透していきます。
どんなに患者様のことを思った理念であっても、無理をしてスタッフが疲弊してしまっては元も子もありません。
スタッフも幸せを掴んでもらうために、現場にいるスタッフに、目指したい行動指針を生み出してもらう。
当事者意識を作ることがクリニックの意識を統一する上で大切なことだと考えています。

異業種企業の成功事例を活かす

医師写真

理念を実現するための「教育」に意識を向けたとき、「クリニック教育」という小さな世界では、教育の良し悪しを考えられないのではないかと気づきました。

初めは同業の経営者の成功体験を真似することから始めていきましたが、今では異業種において成功している事例も取り入れることをしています。

患者様にとっても、スタッフにとっても幸せに繋がる取り組みをしたいと考えると、医療以外の企業が取り組んでいることは非常に参考になります

例えば、最近では院内英語教室を福利厚生の一環として取り入れています。
これはスタッフの知見にもなりますし、英語が堪能になれば医療サービスの幅も広がります。

院内の仕組み改善という点において力を入れている取り組みのひとつは、PDCAサイクルを回すための仕組み作りです。
これまでは何か起きた場合は、必ず私に報告をあげてもらい対処の判断を行なっていました。
しかし組織が大きくなるにつれ、目が行き届かなくなり、緊急対応に支障を来す可能性が出てきました。

そこで出来る限り現場で解決し、事後に報告を行うフローに変更しました。

現場のスタッフ同士が意見交換をしながら、問題解決に取り組んでいくようになった結果、問題が小さなうちに解決でき、大きな問題にまで膨らめないということをスタッフ自身が気づくようになりました。

ちょっとしたことでも、問題提議し解決策を作る。
このPDCAを回すことで、院内環境は洗練されていったのです。

教育が人を育て、組織を成長させる。

日本における医療というのは保険制度があるため、国にある程度は守られています。

しかし、経済変化とともにクリニックの経営も厳しくなることが予想され、選ばれるクリニックを目指す必要が出てきました。

私が大切にしているのは、理念が行き届いた人材で運営するクリニックです。

たとえ経営がうまくいったとしてもフランチャイズのように数だけ増やすような成長はしたくないと考えています。

医療法人社団勝榮会として、一つの作品であると言えるようなクリニックを丁寧にひとつひとつ作って増やしていきたい。

そのためには、我々が作ってきた理念や辿ってきた歩みを伝えられる人材を増やしていくという教育が要になります。

理念が通じたスタッフを育て、コミュニケーションを円滑に行うことで理念を継承していかなければなりません。

そこで最近では、理念を深く理解するために、新人スタッフも積極的に発言できる場をもうけています。

月に一度、飲み会ミーティングも行っています。
ひとつのテーマに対し、テーブルごとに議論し、グループの代表として新人スタッフが意見を発表します。
お酒を交えながら話し合う事で、コミュニケーションが活発になり積極的に意見を交わしてくれていることを実感しています。

ここまで全員が向き合える姿勢を作るまでには、もちろん時間がかかりました。

やっとここまでの環境を作ることができたのは、スタッフを信用してきたからだと思っています。

私は医療に20年間従事してきたことで、開業当時は現場のことを知ったつもりでスタッフに接していました。
いわゆるトップダウンであったと感じています。
しかし、実際には私が想像していたことと異なることが日々現場で発生すると思い知らされました。

現場にいるスタッフの声を信頼し、任せる勇気を持つこと。

そして任せた以上は、最後は自分が責任を取るという覚悟を持つことが経営者として最も大切な姿勢であると確信いたしました。

患者様の要望に最大限に答えようとする人間力のある人材を育て、患者様もスタッフも集まるクリニックを、これからも目指し続けたいと思っています。