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感染性腸炎(食中毒)

感染性腸炎(食中毒)

小腸や大腸が細菌、ウイルスなどに感染し、下痢、腹痛、嘔吐、発熱、ときには血便などをおこすものです。夏には細菌性、冬にはウイルス性の感染が目立ちます。

原因と症状

もっとも多いのは細菌による細菌性腸炎です。食品による急性腸炎の集団発生(食中毒)は、サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌などが原因となります。そのうちもっとも頻度の高いのは、ニワトリ、ウシ、ブタなどの食材につくサルモネラ菌による腸炎で、8~48時間の潜伏期のあと、吐き気、腹痛、下痢が出現します。腸炎ビブリオは魚介類が原因となることが多く、10~18時間の潜伏期のあと発症します。
カンピロバクター腸炎はおもに鶏肉が感染源で、かぜのような症状が先行します。ブドウ球菌の感染経路となる食物はさまざまで、1~5時間の潜伏期のあと発症します。
ウイルス性腸炎の原因ウイルスはたくさんあります。カキによる食中毒の多くがノロウイルスによるものです。

検査と診断

細菌性の場合、汚染食品の摂取から発症までの潜伏期間が、毒素型(ブドウ球菌、ボツリヌス菌など)は4~12時間、感染型(サルモネラなど)は半日から数日となります。ただし、症状と経過だけから原因を鑑別するのは簡単ではありません。確定診断は便の細菌培養により行います。
ウイルス性の場合は、流行やその疫学的な情報、症状、便の性状が重要となります。ロタウイルスは乳幼児の重症化する下痢の最大の原因で、6ヶ月~2歳までの乳幼児によくみられます。

治療

下痢が何度もおこると脱水症をおこすため、症状がひどい場合には点滴を行います。軽症ならば、スポーツ飲料や水など、水分補充をするだけでよいです。
腹痛が激しいときは鎮痙薬が、嘔吐に対しては制吐薬が用いられます。止痢薬は、体内の毒素を排出する機構にも影響するおそれがあるため、使用は最小限度にとどめられます。