いりたに内科クリニック

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いりたに内科クリニック

方南町駅3b出口となり

咳ぜんそく

咳ぜんそく

咳ぜんそく

  • 風邪症状は治ったのに、咳だけが続く。
  • 市販の風邪薬や咳止めを飲んでいるのに、一向に咳が止まらない。
  • 夜間から明け方にかけて咳き込みが激しくて眠れない。

上記のような咳が続く方は「咳喘息」かも知れません

症状

咳ぜんそくは、慢性的に咳だけが続く気管支の病気です。
気管支ぜんそくのようなゼイゼイ、ヒューヒューといった喘鳴(ぜいめい)や呼吸困難はありませんが、気管支ぜんそくと同じように気道が狭くなり、様々な刺激に対して過敏になることによって、炎症や咳の発作が起こります。
原因は、室内外の温度差やタバコによる受動喫煙、運動、ちょっとした会話や電話応答、飲酒など様々ですが、基本的にはアレルギー素因(アトピーや小児ぜんそくなどの既往や家族歴がある、ダニ・カビ・ハウスダスト・各種の花粉に対するアレルギーがあるなど)のある人に多いと言われています。
昔から、風邪を引いた後に咳が長引く人は注意です。しばしば再発を繰り返します。

診断

咳ぜんそくの診断基準は以下の7項目であり、問診が非常に大切です。

  • 1.喘鳴を伴わない咳が8週間以上続く
  • 2.喘鳴や呼吸困難などを伴う喘息にかかったことがない
  • 3.8週間以内に上気道炎(風邪など)にかかっていない
  • 4.気道が過敏になっている
  • 5.気管支拡張剤が有効な場合
  • 6.咳を引き起こすアレルギー物質などに反応して咳が出る
  • 7.胸部レントゲンで異常が見つからない

しかし上記の診断基準は現実的ではありません。
1や3のように8週間も咳を放置しておく方はほとんどいません。
また、2に関しては、小児喘息にかかっていたが完治した成人の方も沢山います。
4の検査もクリニックでは行いません。
つまりは問診による診断は呼吸器専門医の腕の見せ所となります。

治療

市販薬や処方薬の咳止めなどを用いても、咳喘息の場合はほとんど効果がありません。
基本的には、気管支拡張薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬(抗アレルギー薬)、吸入ステロイド薬を使います。治療を開始して1~2週間で咳は改善します。
症状が良くなっても、治療を中断すると再発することがあるので、よく主治医と相談しましょう。

予後

咳ぜんそくの患者の約30%が気管支ぜんそくに移行するといわれています。
気管支ぜんそくへの移行を食い止めるために、早い段階で薬を使って、気道の炎症を抑えます。特に吸入ステロイド薬の使用は「咳症状の治療」とともに「ぜんそくへの移行を予防する」効果が期待できます。