いりたに内科クリニック

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遺伝子検診

遺伝子検診

がんや生活習慣病は「治療」から「予防」の時代になりました

がんや生活習慣病の発症を未然に防ぐきっかけを作りましょう

①遺伝子解析を受けることで、どのような病気になりやすいか、自身の遺伝的な特徴・個性を理解することが出来ます。
②どのような生活習慣を心がけるべきかアドバイス致します。

遺伝的にリスクの高い病気を事前に把握し、生活習慣を改めることで、その病気の予防につなげることが可能です。

この検査はがん、心臓病など64種類の疾患リスクについて体質傾向を知る遺伝子検査です。
遺伝子検査には大きく分けると、「家族性遺伝子検査」と「体質遺伝子検査」があります。家族性遺伝子検査とは、特定の遺伝性がんのみについて、その発症に関連する遺伝子変異を調べる検査です。体質遺伝子検査とは、数多くの疾病や薬剤との応答性について、そのリスクを統計的に調べる検査です。当院で扱う検査は「体質遺伝子検査」の最先端検査です。病気になってからではなく、病気になる前にリスクを知ってくことで行動変容を起こすことが重要と考えています。

当院が扱う遺伝子検査の特徴

  • 遺伝要因による疾患のかかりやすさを事前に知ることが可能
  • 日本人に特化した遺伝子解析
  • 64の疾患、4つの体質、2種類の薬剤応答に対応(2016年4月現在)
  • 医師からの結果報告
  • 国立大学などの研究機関でも利用される高い信頼性

どういったリスクがわかるか?遺伝子検査からわかるリスク

がん
  • 咽頭がん、食道がん
  • 胃がん(進行性、スキルス性)
  • 大腸がん、肝がん(B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス)
  • 膵臓がん
  • 肺がん(肺腺がん、肺扁平上皮がん)
  • 乳がん
  • 前立腺がん
  • 膀胱がん
  • 脳腫瘍(神経腫瘍)
  • 甲状腺がん
  • 非ホジキンリンパ腫
  • 慢性リンパ性白血病
生活習慣
脳・神経
心臓・血管
  • 1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病
  • 肥満
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • てんかん
  • ナルコレプシー
  • 緑内障
  • 加齢黄斑変性症
  • 強度近視
  • 本態性高血圧症
  • 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
  • 心房細動
  • 脳動脈瘤
肺・胃腸
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 喘息
  • 特発性肺線維症
  • クローン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 非アルコール性脂肪性肝炎
  • 肝硬変(原発性胆汁性肝硬変)
  • 肝硬変(C型肝炎ウィルス)
皮膚
  • アトピー性皮膚炎
  • ケロイド
関節など
  • 関節リウマチ
  • 痛風(高尿酸血症)
  • 多発性筋炎・皮膚筋炎
  • 変形性関節症
  • 全身性エリテマトーデス
  • ベーチェット病
  • 腰部椎間板症
  • 骨粗しょう症
その他の病気
  • IgA腎症
  • 慢性腎臓病
  • 尿路結石症(腎結石)
  • B型慢性肝炎
  • バセドウ病
  • 甲状腺中毒性周期性四肢麻痺
  • 子宮内膜症
  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • 早発閉経
  • 本態性振戦
  • むずむず脚症候群
  • 乾癬
体質
  • アルコール紅潮反応
  • ニコチン依存症
  • 苦み認識
  • 食塩感受性高血圧
薬剤応答
  • CYP2C19
  • CYP3A5

検査の流れ

検査日の予約
お電話にてご予約をお願い致します。
検査当日
(所要時間:30分程度)

①医師による説明・問診票・同意書記入
まずは医師の説明を受け、検査内容の確認をお願い致します。

②採血
血液は10ml~20ml程度採るだけで検査できます。

検査

約3週間かけて血液中のさまざまな関連遺伝子の検査を行います。

レポート作成
検査結果に基づき、発がんリスクや予防管理についてのレポートを作成します。
検査結果がすべて揃い次第、結果説明のご予約のご連絡を致します。
結果説明
(所要時間:30分程度)
レポートをもとに、診断結果について医師から説明を行います。
検査結果に基づき、治療・生活習慣の改善のアドバイスを行います。

費用

20万円(税別)

特徴

医師からの結果報告 日本人に特化した遺伝子解析

医師からの結果報告<

医師からの結果報告
患者さんが結果を深刻に受けとめ不安になったり、結果を軽視して予防できたはずの病気になったりすることはどちらも好ましいこととは言えません。
患者さんのコンディションに合わせて、医師が直接結果を示すことで、有意義な結果報告となります。
医師が未病段階から受検者の健康を担うことが重要と考えています。

日本人に特化した遺伝子解析

日本人に特化した遺伝子解析
日本人をはじめとする東アジア人の研究成果のみを利用しています。
例えば、2型糖尿病の原因と関連するSNP※の多くは欧米人と日本人とは異なり、日本人を対象とした研究の利用がとても重要です。
※一塩基多型(SNP):人のゲノム配列はおおよそ30億塩基対でできています。標準的な塩基配列と比べると1%以上の頻度でみられる多様性(多型)で、1%未満の頻度で生じる突然変異とは区別されています。SNPの頻度が30〜40%以上のものも多く、要するに「個性」と考えていいでしょう。ゲノム全長30億塩基対のうち約2,800万カ所にあるといわれています。SNP以外の遺伝学的情報もありますので、SNPだけが遺伝学的要因を決定するものではありません。

検査結果のイメージ

検査結果