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コラム

今流行りの麻しん(はしか)とは? 症状・感染経路・ワクチンで防ぐ方法

  • 2026年5月8日

2026年、日本で麻しん(はしか)の感染者が急増しています。
2026年4月15日時点で国内報告数は299例にのぼり、前年同時期の約3.8倍に達しました。
「子どもの病気」というイメージがありますが、大人でも重篤になる感染症です。
ご家族を守るために、正しい知識とワクチン接種について知っておきましょう。

1麻しんってどんな病気?

麻しんは「麻しんウイルス」による感染症で、感染力が非常に強いのが特徴です。免疫を持っていない方が接触すると、ほぼ100%発症すると言われています。

感染から約10日後に、発熱・咳・鼻水・目の充血といった風邪に似た症状が現れます。その後2〜3日で一時的に熱が下がりますが、再び39℃以上の高熱が出て、全身に赤い発しんが広がります。

⚠ 合併症に注意

肺炎・中耳炎を起こしやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を合併します。先進国でも1,000人に1人が亡くなる可能性がある、重篤な感染症です。

2どうやってうつるの?

麻しんは「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」の3つの経路で広がります。同じ空間にいるだけでも感染するリスクがあるため、人が多く集まる場所では特に注意が必要です。

  • 空気感染:ウイルスを含む微細な粒子が空気中に漂い、吸い込むことで感染
  • 飛沫感染:くしゃみや咳のしぶきを浴びることで感染
  • 接触感染:ウイルスが付いたものを触り、口や鼻に触れることで感染

現在、国内感染者の約半数で感染源が不明です。日常の外出・公共交通機関の利用中にも感染するリスクがあります。

3予防のカギは「ワクチン2回接種」

麻しんに対する特効薬はなく、治療は症状を和らげる「対症療法」が中心です。そのため、事前のワクチン接種が最も確実な予防法となります。

  • MR(麻しん・風しん混合)ワクチン2回接種で高い免疫が得られます
  • 定期接種は1歳と小学校入学前(第1・2期)に行われます
  • 接種歴が1回のみ、または不明な方は、かかりつけ医にご相談ください
  • 海外渡航前の確認も重要です(流行地域からの持ち込みが増えています)

流行を防ぐには、地域全体の2回接種率を95%以上に保つことが必要です。「自分は大丈夫」ではなく、ご家族みんなで接種歴を確認してみてください。

📋 まとめ

麻しんは感染力が非常に強く、2026年に国内で急増しています。発熱・発しんのほか、肺炎や脳炎を引き起こすこともある重大な感染症ですが、ワクチン2回接種でしっかり予防できます。お子様やご家族の接種歴をこの機会にぜひご確認ください。ご不明な点はお気軽に当院スタッフにお尋ねください。

参考文献・情報源

  1. 厚生労働省「麻しん(はしか)」https://www.mhlw.go.jp/…measles/(2026年4月13日更新)
  2. 国立健康危機管理研究機構「麻しんの発生状況について」https://id-info.jihs.go.jp/…measles/(2026年4月20日)
  3. 日本感染症学会「麻しん(はしか)が世界・国内で増加しています」https://www.kansensho.or.jp/…(2026年3月発行)
  4. 国立感染症研究所 IDWR 2026年第14号「麻しん」https://id-info.jihs.go.jp/…2026/14/
  5. 東京都感染症情報センター「麻しんの流行状況(東京都 2026年)」https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/…

※ 本記事は一般的な医療情報を提供するものです。症状が心配な場合は必ず医療機関にご相談ください。

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