アレルギー性結膜炎は目に起きるアレルギーのことです。アレルギーは、からだに外から異物が入ってきたときに起こる「免疫反応」の一つですが、細菌やウイルスなどの病原微生物に対して生じる反応とは違い、本来無害なものに対してからだが過剰に反応したものがアレルギーです。
なかでも花粉症、とりわけ春先に生じるスギ花粉症は、毎年非常に多数の方が発症します。
アレルギー性結膜炎は目に起きるアレルギーのことです。アレルギーは、からだに外から異物が入ってきたときに起こる「免疫反応」の一つですが、細菌やウイルスなどの病原微生物に対して生じる反応とは違い、本来無害なものに対してからだが過剰に反応したものがアレルギーです。
なかでも花粉症、とりわけ春先に生じるスギ花粉症は、毎年非常に多数の方が発症します。
目のアレルギー症状として、かゆみ、ごろごろした感じ、涙などです。一般的に、特定の季節に毎年起きること、程度の差はあっても両目に生じるのもアレルギー性結膜疾患の特徴です。
目のアレルギーの治療には通常、抗アレルギー薬の目薬が用いられます。症状が強い場合は、副腎皮質ステロイド点眼薬も用いられることがあります。副腎皮質ステロイド薬は、適切に使用すればすぐれた薬ですが、目に緑内障などの副作用が現れることがあるので、使用にあたっては注意が必要です。それでも、強いかゆみなどで日常生活や仕事に差し支えがある場合は、抗アレルギー薬を飲み薬として服用することもあります。