いりたに内科クリニック

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スギ花粉症舌下免疫療法

スギ花粉症舌下免疫療法

スギ花粉症の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。
少し前までは、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われてきましたが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。
「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された12歳以上の患者さんが治療を受けることができます。

服用期間の例

1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を3年以上にわたり継続して服用します。
初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。

服用期間の例

診療スケジュール

①採血をしてスギ花粉症であることを確認します。当日採血をし、結果は1週間後になります。(採血結果を持参いただいても結構です)

②スギ花粉症と診断後、治療開始の場合院内にて薬を飲んで頂き、約30分間副作用が出ないか観察します。異常がなかったら、2000単位シダキュアを1週間ご自宅で服用していただきます。次の診察は1週間後になります。
※初回治療開始(薬投与)はアレルギー専門医での診療と薬の発注が必要なため必ず予約制となっております。

使用方法の例

治療薬を舌の下に置き、おくすりごとに定められた時間保持したあと、飲み込みます。
その後5分間はうがい・飲食を控えます。

期待できる効果

長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。
症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

期待できる効果

主な副作用

  • 口の中の副作用(口内炎や舌の下の腫れ、口の中の腫れなど)
  • 咽喉(のど)のかゆみ
  • 耳のかゆみ
  • 頭痛、など

重大な副作用

  • ショック症状
  • アナフィラキシー

医薬品などに対する急性の過敏反応により、医薬品投与後、多くの場合30分以内で蕁麻疹などの皮膚症状や、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然のショック症状(蒼白、意識の混濁など)がみられる